セリカのボンネット!ハイブリッド仕様!! その11

左上がインナーパネル移植部分の全貌です。ブラックのゲールコートが塗布されていないところが接着面になります。右上がカットしたインナーパネルに合わせた状態。左下が内部の様子、このような感じで約5mmほどの厚みがありますので1mm弱の鉄板インナーパネルとは段差がつきます。今回のセリカのボンネットはハコスカのように前側に立ち上げて開くタイプ。ボンネットインナーパネルのヒンジ部はかなりの応力がかかります。今回この強度を考えヒンジ装着部を跨ぐように接着部分の位置決めをした訳ですが、インナーパネル内部にあるヒンジ装着ナット付きの補強プレートがGFRPの厚みの分浮いてしまいます。コストの事を考えるとスペーサーか何かを挟んで接着か溶接するのか悩んだのですが・・・ ここはいつもの『迷ったら攻めろ!』って事でカットして約4mmあるGFRP面、1mm弱の鉄であるインナーパネル面にピッタリフィットするように一度カットして削り、高さを調整しながら溶接しました!後から二度とやり直しができない部分はオーバークオリティーぐらいの心構えが後々結果として現れます!!
