欠損部の修理!!
お預かりは3個のテールカウル。手前から1980年Z1000 J2、赤いのが1982年Z1100GP B2そして一番奥が正体不明です。当初Z1100GPをベースに再生しようと考えたのですが欠損部が両先端の部分だけではなくシートで隠れる段差の部分にヒビワレがあり、長い年月の耐久性を考慮しキャンディーブルーのZ1000 J2を生かす事にしました。先ずはデカール剥がし!まだノリが生きているので温めながらノリを柔らかくしカッターの刃を滑らすように剥がします。残ったノリは溶解力の弱いシンナーで完全除去します。このデカールのノリ、そのままサフェーサー等で塗り込み無かった事にさせている場合をよく見かけますが、ノリの溶剤が後々塗装に悪さをし、艶がヒケたりとか、最悪!塗装面が荒れたりします。臭いものは元から断たなきゃ〜ダメ!って、事ですね!! では次回は移植部位の製作です。